私たちは日本の伝統・文化の継承を通じて「人生100年時代」に向け、皆様の暮らしをより豊かに広げていただくことを目指します。
また、生活の基盤づくりのサポートとして、ご自身やご家族のライフイベントや将来設計のために役立つ情報を発信し、「人」と「暮らし」と「文化」をつなぎ、皆様とともに次の世代に明るい未来を引き継いでいく活動を目的としております。
一般財団法人 川田生活文化財団は、私の姉、故川田惠子の遺志により2020年10月に設立いたしました。姉は私立の女子中学・高等学校で国語科教師として40年間、教え子の成長と活躍を願って教育に携わりました。そして、自身が専攻した古典文学や日本の伝統文化に深く心を寄せ、文化普及を目指す財団の準備を進めたことが設立の起点となりました。
当財団の目的は「豊かな人生100年時代の生活基盤の形成に寄与すること」です。では、豊かさとは何でしょうか。人それぞれ価値観の違いはあるかと思いますが、私は、還暦を過ぎ、庭の草木に水をまいている時に、その言葉を思い出します。「豊かさ」は他人と比較することではなく、「個人の心の平静」のように感じます。
当財団は、長い人生の中で、日本の伝統文化のひとつを趣味になさることを提案いたします。例えば、華道は日本の四季を感じ花と対話することで、心が落ち着きます。その花は、家族もホッと明るい気持ちにしてくれます。また、それぞれの分野で熟達された「師」と仰ぎ尊敬できる方に巡り合えるのも大きな財産となります。
これから私たちが推進していく事業が何か少しでもお役にたてることがあればと願っております。
財団の趣旨をご理解いただき、多くの皆様のご支援ご協力をこころよりお願い申し上げます。
一般財団法人 川田生活文化財団
代表理事 内田 敏子